私が土物和食器じゃなきゃいけない「10の理由」その1

最近は、和食器屋にも様々なご要望が寄せられておりまして、中には土物和食器以外にも有田焼などをはじめとする磁器ものもたくさん扱って~

というお声もいただきます。
もちろんお取扱いもしておりますが、「おとなの和食器屋」は 大人らしく土物和食器(陶器)を主に扱いたいと思うのであります。

そこで今回と次回は、

~私が土物和食器じゃなきゃ ならない「10の理由」~をお送りしたいと存じます。

まずは、

自由で変化を楽しめるから土物和食器


和洋中なんでもござれの自由さ

和食器屋のページをご覧いただくとおわかりいただけるように、和洋中様々です。

でもこれらのお料理すべてを洋食器・・・とはいきませんね。
これも「日本の和文化」で育ってきた私たちならではではないでしょうか。

これは土物和食器の「強み」のなかの「絶対的強み」。
そしてもうひとつ、使い始めてからの楽しみが・・・

器の変化を楽しめる。(感受性が豊か)

梅雨どきならいざ知らず、朝起きて窓の外を見上げて

「あら雨ね・・・」

と、ただ思う気持ちを日本人は持っています。 自然をそのままやさしく柔軟に心に受け入れる文化です。

チッ!と舌打ちして即座に傘の心配をして・・・という方は少数。

器も同じで、古い井戸茶碗や和食器屋の萩焼きのカップに現れる貫入(ひび割れ模様)を「いい景色だねぇ」という文化を私は日本以外にあまり知りません。
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そんな私たちが持つ稀で素敵な感性をくすぐるのが土物和食器というわけです。

複雑な表情などがお料理を優しく


表面の立体的な凹凸が釉薬の濃淡などに影響して複雑な表情を見せる

土物和食器の場合は、意図的に砂を多く混ぜたりして、細かな立体感を表現する事が多いです。

その細かな凹凸に、たとえば織部と呼ばれる緑の釉薬は、厚いところは深い緑、浅いところは明るい緑と、その変化を楽しむ事ができます。その表情は十人十色。
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もちろんゴツと作ったりザラリと作ったりと様々な事ができるわけですが・・・

お料理を対照的に優しく、やわらかく魅せる事ができる

その土っぽさは、お料理を対象的に白いものはより白く、そしてより柔らかく優しく魅せるわけです。
木灰釉シリーズなどはその代表格。
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また、黒釉野の小鉢などもそのものズバリのお料理の為の器ですね。

いかがでしたか?

私が土物和食器じゃなきゃいけない「10の理由」その1

まだ4つしかご説明できていません、では続きは次回という事で。